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【モトクロス】 全日本MX選手権 第5戦 HSR九州大会レポート

108日、9日 D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2022 R5 HSR九州大会。
秋晴れのHSR九州、新しくなったコースは、なかなかトリッキーなレイアウトでした。
全体を短く変更し見所一杯で、観客を飽きさせない施工となっていました。
(旧コース距離・・・約2000m → 新コース距離・・・約1700m)

予選・・・3
コースは、綺麗に整地され適度に水分も含まれるベストコンディション。どれだけアクセルを開けていられるかが勝負所になる。
#7大塚のスタートは、1コーナーの進入まで、1位(ホールショット)だったが、コーナー中にインをさされ2番手で1コーナーを立ち上がる。
その後3番手になるも、トップと同じペースで走り続け、ファクトリー勢にも負けない走りで予選3番手でゴールとなりました。

ヒート1・・・5
#7 大塚、スタートは6番手。上位集団で転倒があり、その隙に5番手に上がる。
徐々に追い上げ、トップグループに肉迫するも、そのまま5位でゴール。
今季のベストリザルトとなりました。

ヒート2・・・9
レースが進むにつれ、路面は徐々に荒れ、コーナー中にレール(わだち)ができ始める。
更に深く刻まれ、変化点への対応能力、ライン取りが重要なカギとなった。
大塚はスタート9番手。これまで見られなかった1周目から攻めの勢いが爆発し、2周目で6番手まで追い上げる。
しかし、3周目に他車と接触し転倒。13位まで後退。その後、9位まで追い上げてゴール。

ヒート3・・・8
パラパラと雨が降り始め、気温も低下。序盤から、より前で走る事が上位へ食い込む為の絶対条件となってくる。
しかしヒート2同様に荒れたコースコンディションでは、ライン取りは勿論、路面に対応したアクセルワークが必要になってきます。
大塚はスタートで出遅れ10番手。8番手までは追い上げるが、上手くコースを攻略出来ず8位でゴール。前を走る3選手まで5秒差だっただけに悔しい結果となりました。

◆ 総合結果・・・6位   現在のランキング8位→7位まで挽回
15分+1周と超スプリントレースの展開では、「序盤を一歩抜け出すことが最大で最低限の条件になる」と確信。
やはり1周目のポジション取りが全ライダーにとっての課題となる。

今大会で投入したマフラー仕様
低速域・高速域を改善したマフラーを投入。スタート時の高回転域で伸び悩む部分を、マフラー内蔵物で改善。HSRは全日本コースの中でも、ハイスピードコースで高回転域も重要となる。旧仕様マフラーとの実走比較では、新仕様マフラーで2秒/周のタイムアップを記録。排気音も図太く、トルクの出方がライダーにも掴み易い演出もできた。事前の天気予報から気温/湿度を想定した燃調セッティングを実施、当日の排気音からもバイクの調子は良好。レース後、ライダーからも「今までで一番バイクが走っていた」とのコメントとレース展開からも他車に負けない仕上がりであったと分析する。

今後の対応

次戦、オフロードヴィレッジ(埼玉)のコースはHSRに比べ、規模は小さく、低いギヤを多用し低回転~高回転までを使い分けるレイアウトとなっています。熊本大会から投入した新仕様のマフラーにオフヴィレの特性に合わせた燃調・点火タイミングのセッティングを実施し上位(表彰台)を目指します。

今シーズンも残り2戦となり、決勝レースは4ヒート。その残りの4ヒートで表彰台を獲得できるようサポートしていきますので、大塚豪太選手同様、54R!マフラーの応援を引き続き、よろしくお願い致します。

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