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弊社が応援しているLet’sレン耐。
レン耐事務局より西日本シリーズRd.2のレポートが届きましたのでご紹介致します。


【レン耐 レポート】
<大会概要>
大会名:西日本シリーズRd.2 ハッピーモリンガ杯Let’sレン耐・鹿児島4時間
開催場所:鹿児島県 M.S.L HOBBYサーキット
天候:くもり
気温:14.6℃

<参加者>
モンキー125クラス    8台

計8台
参加者総数 20名

<レースレポート>

西日本シリーズ第2戦となる今回は、初となる鹿児島県での開催。
当日は前夜に降った激しい雨でウェットコンディションでのスタートとなるも、レース中は幸いにも降雨はなし。
レース終盤はコースも乾いた中での戦いとなり、エントラントたちは4時間の熱戦を繰り広げた。

今回はモンキー125×8台での開催。決勝はル・マン式により10:03に日章旗が振られて各車一斉にスタートとなった。
オープニングラップを制したのは、#22「皇徳寺レーシングクラブ」。続いて#23「部動屋」、#21「タッキー&タナカ」と続く。
やがて彼らのトップ争いに#25「バイク屋さんの仲間たち」も加わってくるが、その#25は30分を過ぎたところでハードクラッシュ。幸いライダーにケガはなかったが、マシンダメージはリヤサスペンションが曲がってしまうなど思ったよりも深刻。大きくタイムをロスして最下位まで後退してしまう。
#22も人生初レース経験者もいながら果敢な走りを見せていたが、こちらも転倒。だが10代の若者で結成されたチームだけに、まったくめげないところは見事だ。
その後トップとなった#21を追う2番手には、単独参戦者同士でチーム結成するミステリー枠での挑戦となる#28「ミステリー」が浮上。熊本大会では常連となった#23が3番手を走る。
1時間経過時点では1位#21=63周、2位#28=62周、3位#23=57周の順。

レースは2時間目。スタート時にはフルウエットだった路面もところどころ乾いた場所がのぞきだし、各車とも精力的な走りを展開。
もともとウェットコンディションとしては異例の攻め具合を見せていた上位陣だったが、さらにアツイ走りを見せるようになる。
しかしながら、上位陣の順位は1時間目と変わらぬままレースは進行。1~3位まで各4周ずつの差が開く展開となっていた。
トップの#21はこの時間の後半でさらにじりじりと差を延ばすと、ついには6周差を開いた130周に突入して2時間目を終えることとなる。
2時間経過時点では1位#21=130周、2位#28=124周、3位#23=118周の順。

折り返し地点の3時間目に入ったところで、各チーム代表者が集められて恒例のダブルペリア方式によるハンデ抽選を実施。
サイコロを振ったのは転倒ロスなどを除いての最後尾となる6番手#26「モリンガで毎日イキイキ!」のライダー。トップとは2時間終了時点で29周の差が開いていた。
だが、ここで出たサイコロの目はもっともハンデボーナスが得られる自順の6。トップとの差29周+(29周×0.5)=44周が6~8番手のチームに加算されることとなり、2~7番手にも9~39周のボーナスが発生。
コースの計測装置の関係上、タイムボード上には即時加算されず、ゴール後の集計となるため、
各チームはライバルとの順位差を計算しながらその後の走りを展開していくこととなる。
なお、ここまでトップを走ってきた#21にはボーナスなし。
前半にハリキリすぎたのが仇となってしまったが、それもまたレン耐ルールだ。

さらなる頑張りが要求された#21は、そのあと見かけ上の2番手となる#28に11周差をつけるアドバンテージを確立。
少なくとも、これで#28より彼らのボーナス分9周以上を稼いだことで前を走ることは確実となった。

そして見かけ上の3番手には、#23をかわして#27「プランビー」が浮上。ダブルペリアルールを熟知していた同チームはここから一気に優勝を狙わんとする。
3時間経過時点では1位#21=199周、2位#28=188周、3位#27=182周の順。

レースは最後の1時間。途中、再び雨がパラつくかに見えた瞬間もあったが、結局最後まで雨は降らず。コースはすっかりドライに戻っていた。
#21はなおも果敢な走りを見せて残り30分時点で235周に突入。しかし、同チームにはボーナスが加算されないため、まだ優勝には及ばない。
ここで優勝にもっとも近くなったのは217周+ボーナス27周で事実上244周となる#27。
さらに俄然注目を集めたのが序盤の転倒で大きくタイムロスした#25だった。もともとのライダースキルは高く、着々と周回数を挽回。残り30分時点で193周。これにぺリアボーナス44周が加算されると事実上237周となって#21を上回る実質2番手。

レースは最終的に、この#27、#25、#21の優勝争いというかたちになった。
どのチームも最後まで手を休めず、レースは16:03にゴール。
見かけ上、最初にチェッカーフラッグを受けることとなった#21は最終的に267周を走り、序盤からトップを譲ることはなかった。
はたして、ハンデボーナス加算後の最終結果は…?

優勝はなんと合計で271周となった#25が獲得。#27も同一周回だったはずだが、こちらは最後で痛恨の走行時間超過によるマイナス5周のペナルティで265周。
したがって2位には実力的にはナンバー1だった#21、3位に#27で表彰台の面々が決定。
#25のライダーは最初の転倒で落ち込んでいたのが一転、思わぬ逆転劇となり嬉しい笑顔をこぼしていた。

最終結果は次のとおりです。

「モンキー125クラス」
1位 #25「バイク屋さんの仲間たち」 271周
2位 #21「タッキー&タナカ」 267周
3位 #27「プランビー」 265周

「人生初レースクラス」
1位 #22「皇徳寺レーシングクラブ」

特別賞は、若者らしく元気さいっぱいでレースを楽しんでいた#22「皇徳寺レーシングクラブ」の皆さんに贈られました。

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